新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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昨年末も、運送屋さんの回送段取りが早くなり、年明けの予定が急遽年末になるというバタバタがあり、結局夜までいろいろと段取りにかかってしまいました。しかしながら運送屋さんにはたいへんお世話になりました。年明け予定が、年末に4台を運んでくれ、年明けの仕事始めがスムーズに進みます。本当にいつもいつも感謝です。
さて、年明けの新たな現場は、岡山県中部、久米南町。
雪は降りますが、積雪することは稀で、ありがたいですね。
しっかりと業務を進めて行きましょう。
私事ですが、毎年の年末年始は大津市のマンションで過ごします。
マンションと言っても、べつに別荘とかではありません。長女が居住しており、そこをベースに京都や滋賀にて見聞を広めております。
大晦日は、三男の希望で清水寺にお参りです。
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にしても、凄い人。
訳の分からん言語が飛び交います。外国人多いですね。
二礼二拍手一礼をしている外国人もいます。 その作法が誠に美しい。
でも、誰か教えてあげて。ここはお寺ですよ~。
お昼ごはんは、産寧坂に有る有喜屋京都清水吉晴庵。先日、蕎麦打ち塾に参加させてもららった有喜屋の系列店。この店は大正時代の蔵を移築したもので、オーナーが隠居したあとここで蕎麦打ちをするということで、自分の名前である吉晴を称するお店。
他の有喜屋は11時半開店なので、まだ40分くらい時間があるから、ぶらぶらしてるかな~、と思ってましたら、店の中から暖簾が出てきます。(もう、開店ですか~)と尋ねると、(どうぞ~)。この超人気店の大晦日の1番客。イヤイヤ素晴らしい。
この店は、蕎麦は勿論のことですが、天ぷらが有名。天盛りざるセットを注文します。
1階の席なので、天ぷらを揚げる職人さんの技が見えます。ここのYou Tubeを見ている方は分かるのですが、油の温度、エビの衣の具合、曲がったエビにしない、そして揚げているエビの上から花(衣)を細かく散らす。そんな妙技を目の当たりにすることができ、本当にラッキーな時間でした。
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これだけ小鉢も付いて1800円は、京都の名店としては、かなりリーズナブルだと思われます。
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店を出ると、凄い行列。ビックリでした。
夜8時半に出発し、比叡山延暦寺へとドライブウェイを登ります。駐車場には大型観光バスも多く、さすがに日本天台宗の総本山比叡山延暦寺だと、あらためて感じました。
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昨年も年越しは比叡山で予定していましたが、あまりの雪と低温で比叡山ドライブウェイが通行止めになり、他の交通機関はまったく無いため、断念した経緯があります。
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さて、駐車場から急坂を20分ほど下ります。
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観光客なぞ絶対に来ないと断言できる、無動寺明王堂に到着です。
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本堂にて待機していましたら、小僧さんから別棟にいらっしゃる、大阿闍梨様にご案内いただき、ご挨拶することが出来ました。
羽二重餅とお抹茶のお接待をいただき、ありがたく頂戴いたしました。
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延暦寺の鐘は、料金(イヤ平和を祈るお布施)を払えばつかせてもらえますが、この無動寺明王堂は、完全なる行者の修行の場。鐘楼に触ることも許されません。今年はそんな明王堂の除夜の鐘をつかせていただけました。
若い頃から、比叡山延暦寺に伝わる千日回峰行なるものに興味があり、その行を満じた人間は生き仏となり、生きた不動明王として崇拝をされます。正式なお名前は、北嶺大行満大阿闍梨。
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この大阿闍梨様の方々の御本は、だいたい読んでいた私ですが、そうは言ってもなかなか行ける所ではありません。
偶然が重なるご縁があり、いつの間にやら通わせていただくようになりました。
いわゆる比叡山延暦寺は、日本仏教の母山と言われ、多くの高僧が学ばれた場所。
誤解を招くとヤバいのですが、今では少しだけ観光地化していますかね。あくまでも少しだけです。(笑)
しかしながら観光地となることは重要な要素。そうなることで、比叡山をより知ってもらえます。
なんでもそうですが、より理解してもらうことで興味を持ってもらう。大切なことです。
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今年は、宗教うんぬんは関係無く、この比叡山や千日回峰行者についても書いて行きたいと思ってます。