前回は、ハーベスタなるものを紹介しましたが、今回はプロセッサーについて書いていきたいと思います。
弊社で使用しているプロセッサーは、イワフジ社、45Vなるものです。
この機械は以前紹介したハーベスターの様に、直立して木材に抱きつき伐倒することはできません。
あくまで集材してあるモノを造材する機械です。
この夏で7年目を迎える機械ですが、大切に使用しているので、大きなトラブルはありません。
エンジン始動時は、特別なことが無い限り水温計上昇までエンジン出力ダイヤルに触ることはありません。
アタッチメントも、トングの開閉を10回、ローテーターの回転も数回。材を送るスタッドローラーも十分回転させ、切断するソーバーの上げ下げも、オイルが回るまで作動させます。
人間と同じで準備運動はとても大切ですね。
このプロセッサーで大切になる、材を送るスタッドローラーですが、最初はタイヤにチェーンを巻き、緩んでくると番線で締め上げていました。
だんだんと進化して、写真のようにタイヤの真ん中に黄色い輪っかを置きボルトでチェーンを締め込むチェーンタイトナーなるものが開発されました。そして2023年の正月からスパイクの送りローラーのスタッドローラーを装着です。
このスタッドローラーは本当にメンテナンスフリーで、最高ですね。
黄色いチェーンタイトナーの時などは、ボルトのクオリティーが低く、すぐに曲がってしまい、その曲がったボルトをタイトナーから外し新しくボルトを装着しながら、タイトナーの位置を修正し、締めこんで行く。
両方やれば1日仕事で、通常業務の最中には絶対に無理なので、皆んなに迷惑にならない日曜日に出てきてやるという、オペレーターあるあるです。(笑)
森林環境企画では、いつでも仲間を募集中です。
森林を守り、環境を良くする企画を考え、それを実行しています。
一緒にやりましょう。