第４５回全国育樹祭の記念行事として「2022年森林、林業、環境機械展示実演会」が、１１月１２日（日）、１３日（月）に大分県別府市にて開催されました。会場となったのは別府市街にほど近い、志高湖周辺。参加の会社、団体は６３社になる、大規模な展示実演会です。
弊社も都合のつく４名での参加となり、市内の林業共同体のグループ数社合同での視察研修となりました。
早朝に津山市内を出発し、岡山駅に到着。
二十年以上乗っていないであろう、のぞみに乗車し、１時間２０分程で小倉駅に到着。慌ただしく特急ソニックに乗車。凄まじく揺れる車内にて１時間１０分。別府駅に到着です。
迎えのバスに乗り込み、地獄めぐりを楽しみ、夕方早いうちに有名な別府杉乃井ホテルに到着。温泉を楽しんだあとは、夕食の時間。
恒例の、ビニール手袋をしてのバイキング方式の夕食は、とても美味しくいただきましたが、なんだか慌ただしいですね。テラス席から見下ろす別府湾も美しく、最後は突然の雨にて室内に逃げ込みましたが、楽しく食事をすることが出来ました。
そして日曜日のあさ、予報どおりの雨。でも８時を過ぎるぐらいから小雨となり、タクシーにて現地へ向かうころには雨は完全に上がりました。
会場に到着しましたが、足元も思った程は悪くなく、気を付けて歩けば、ほとんど靴も汚すことなく歩けました。
さて、何年かぶりの林業機械展。興味深く様々な会社ブースを見せてもらいましたが、いろいろ考えて展示してありました。
実演では、実際に山の中に機械を設置して、現場そのものを再現してあり、実演も全国から協力事業体のオペレーターが駆け付けていましたが、ほ～、と感心するようなオペは数えるほどでしたね。（失礼）
私的には、オイルクイックシステムを見学するのを楽しみにしていたのですが、会場入口にブースを設けてあったので、直ぐに見学することが出来ました。
このオイルクイックシステムとは何か。これはアタッチメントの接合部分に特殊な接合装置を設け、山を掘るバケット、材を掴むグラップル、立木を掴んで伐り倒しそのまま造材出来るハーベスター、それぞれをワンタッチで交換出来るシステム。林内の作業道にアタッチメントが置ける場所さえ設けておけば、重機１台ですべてが出来るというモノ。ましてやオペレーターは操縦席から一度も降りなくても、すべて作業が行える画期的なシステムだと思います。操縦席から降りないという事は、労働災害も起きにくい事に繋がります。（動画のみで、写真がありません）
０．２５程度の重機で、システムのみは３００万円程度だとのこと。もちろんアタッチメントはそれぞれ別購入だから、それなりの金額は必要ですが、少人数での事業体なら考えるかもしれませんね。
その他、様々なブースを歩かせてもらい、目の保養もさせてもらいました。
ご当地グルメも有り、とり天や焼きそばも美味しくいただきました。
お昼に迎えのタクシーにて別府駅へ。皆さん大量のお土産を購入してました。
１４時に別府駅から特急ソニックに乗り込み、小倉駅からのぞみを経由して１９時には市内へと戻ることが出来ました。
皆さん、お疲れ様でした。
