先日までの白金山の現場を終了し、現場移動です。
今度の現場は、遠望の景色の良さはありませんが、雑木林も点在する美しい里山。
すでに作業道班が、先行伐倒と道路作設を行い、集材班もかなりの量を集材してくれています。
昨日より本格的に造材と小出しを行っていますが、この現場へ入る林道が、どうも林道規定に則った道路では無いようで、非常に路肩が弱くなっており、このまま大型トラックを走らせることはさらなる路肩崩壊を招く怖れがありました。
この道は関西電力などが行った、中国東幹線の鉄塔作成のための林道ではないか、とも思われます。
しかしながら、普段は地域住民の方々が使用する大切な林道ですから、林業会社が入ったために壊してしまっては本末転倒。細心の注意が必要です。
鉄板を引き、路肩を補強することに決め、関係各所と協議し、すぐに運搬してもらいました。
60メートルに渡って敷設し、路肩の保護です。
これで作業を開始しますが、トラックが頻繁に通うため、他の場所の路肩崩壊にも十分注意しながらの業務となります。
