約1ヶ月半にわたって行ってきた、皆伐箇所がやっと終了です。
季節も移ろい行き、先日まで咲いていたホウノキの花がいつのまにか無くなり、今は栗の花が美しく咲いています。
皆伐箇所ですから、このように普段は見られない景色。つまり栗の木を上から見下ろすようなことができます。
対岸の斜面の、針広混交林も、淡い萌葱色から濃い緑に変わりつつあります。この斜面は谷杉、尾根松、中檜と典型的な植栽がしてあるように見受けられます。でそこに広葉樹も入り、ついでにナラ枯れも見られる。なかなかのモザイク。
さて、一気に間伐林に入りましたが、やっぱり良いですね。
この緑に囲まれている感じが最高に気持ちがいい。
そして、夜の間に動いている動物たちの足跡も見えます。シカが主なモノですが、よく見るとキツネの足跡も。切り株の上のフンは、たぶんテンかな。
森の中の生物多様性を感じるひと時です。
さて、集材班が整理してくれている大量の全幹材。
作業道延長に換算して、2キロ以上はあるかな。
45Vのポテンシャルを最大限に発揮して、なおかつ丁寧な造材を心掛けます。