あれはいつ頃の話題だったかなと思い、ネットで探して見ると、西暦2000年でした。
メディアを騒がせた、ツチノコ発見のニュース。それもわが岡山県、そして赤磐市(旧吉井町)。結局、その正体はヤマカガシだったとの事でしたが、現場には今でもツチノコ発見現場の看板が掲げられています
やはりUMAに関する事件は、なんかこうワクワクします。テレビ番組でもあると、必ず見てしまいます。発見出来ていないのは分かっているのですが、やっぱり見てしまいます。
あの頃はたくさんのUMAがいましたよね。
国内でも、広島県比婆郡のヒバゴン、鹿児島県池田湖のイッシー、北海道屈斜路湖のクッシーなど。
世界的には、ネス湖のネッシー、雪男系ではイエティ、ビッグフットなど。最近はチュパカブラも有名ですね。
しかし、化石でしか会えなかったシーラカンスも生きていました。
そして、幻のニホンオオカミはまだ生きているか。オオカミは遠吠えをするので、聞いた人がいない現在は難しいかな。でも楽しい話題ですよね。
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UFOにはさほど興味は無いのですが、自然界に生息する未確認生物となると、やっぱり興味が湧きます。
そんな事を思いだすとき、私にはわすれらない目撃例があります。イヤ、ハッキリとは申し上げられない目撃例でしょうか。
それはもう30年以上も昔でしょうか、深い山中ですが、道路からそんなに離れていない、ちょっと開けた原っぱだったと思いますが、初夏の雑草が生い茂り始めた季節だったと記憶しています。測量関係の業務を行いながら、仲間を待っていたときのことです。
その生い茂り始めた雑草の中に、黒光りするヘビのウロコと胴体。どう見ても直径は20センチを超える大きさ。長さは1メートルほどが、雑草から覗いている。小さな頃からの田舎暮らし。大きなアオダイショウとも遊んでいた自分にとって、そのサイズは自分が食われるレベルでした。
普通ならば、ギャーと叫んで、すっ飛んで逃げるとこなのですが、慌てず騒がず、ぼー、とそれを見続けたことが、記憶に残っています。その後、そのヘビが逃げて行ったのかどうかも、記憶に無いのです。しかしながら、見た、という現実は記憶にあるのです。今でも、そこに連れて行け、と言われれば、10メートルの誤差無く、行けると思います。
今となれば笑い話ですが、不思議ですよね。まさに山の怪です。
このような仕事に従事していると、様々なモノを見ます。それは野生動物だったり、鳥や昆虫、爬虫類、両生類など。そしてそれらの弱肉強食の世界もかいま見ることもあります。また、下の写真のように、この位置にはシャーマンが座して、祈りを捧げていたのかと言うような場所にも出会います。
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しかし、私はいわゆる見える人間ではありません。不思議なモノを見たのは、後にも先にもこのときだけです。
じゃあ、その場所に連れて行ってよ、と言われても、固く硬くお断りいたします。