お知らせ

投稿日:2022年12月8日

師走

師走に入りましたね。

やっぱ薄化粧は綺麗(笑)

それを示すように、12月1日に初雪でした。予感があったので、前日の夕方、作業車のタイヤをスタッドレスに交換しておきましたが、今回の降雪は道路に積もるレベルではなく、標高700メートルを境に上部を綺麗に白く飾り付けた感じです。

この程度で良かった~
標高でキッチリ降雪が分かれてます

そして、現場移動です。

すでに既設作業道の改築も行われ、現場内作業道の作設も終盤にかかるとのこと。

先週までの現場とは、ほぼ直線では500メートル程の距離。しかしながら標高は100メートルは上がっていると思われます。ますます雪が恐いですね。

ますます標高が上がる

さて今日は、ちょこっと林業の話題です。

集材班が頑張って集材してくれたヒノキを、瞬間的に見定めながら、プロセッサーにて造材を行って行きます。

集材完了状態

元口に芯が腐れている材が有るため、気が抜けません。数十cm切断すれば、その腐れた部分が無くなるのか、それともチップ材として3メートル位で造材したほうが良いか、曲がり材か直材か、直径は何センチか、3メートルにするか、4メートルにするか、はたまたチップ材にするか、あらゆる事を考慮しながらハイスピードで造材を行って行きます。

そして、小出し担当のスピードアップのため、用材とチップ材は分けておきます。

狭いエリアなので非常に気を遣いますが、造材した時に発生する枝葉を貯めてクッション材を作り、その上にチップ材を置き、とりあえず用材だけを早めに出荷するように心掛けます。

枝葉のクッション

立木にもたせる場合も、枝葉にて表面を保護して傷めないようにしています。

少しでも広いエリアがあれば、3メートルと4メートルも前後に分けて、小出し担当のスピードアップに貢献します。

そして機械というものは、メンテナンスがとても大切です。

特にこのプロセッサーは、動きがかなり激しいため、そうゆう面でも気が抜けません。

ハイスピードで回るチェーンにも常に注意が必要です。瞬間的に膨らみが見えた場合は、即停止してチェックです。すると大抵の場合結合部分が切れています。Cカンと私が勝手に呼んでいる接合部品で繋ぐわけですが、ある程度周りのボルトを緩めて、チェーンをガチガチに締め込んでいるチェーンタイトナーを緩める必要があります。これもダブルナットで締めているため、緩めるだけで非常に時間がかかります。

そして写真に写っている小さな小さなトメピン。これがなかなか入らない。グラインダーで先端部分を少しずつ削り、緩んでいるチェーン部分にスパナなどを詰め込んで固め、シノの先に当て、ゆっくりゆっくりハンマーで叩く。

いや〜、書いてるだけで嫌になってきました。読んでくださる方も、何のことやらさっぱりですよね。(笑)

複雑な重機を扱うのは、本当に骨が折れる事が多々あります。仲間たちにも絶対に理解してもらえない、オペレーターあるある、というところですかね。

今回はちょこっと林業ネタを絡めてみました。

弊社はいつでも仲間を待ってます。

森の中で楽しく生きてみませんか。

株式会社森林環境企画
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