作業道を作る場合、どうしても谷渡りは避けて通ることはできません。常水のある谷川であれば、低質材やその他広葉樹などを利用して、簡易な橋を作って通過します。常水が無い場合や伏流水となっている谷の場合は針葉樹の枝葉や広葉樹の枝葉を粗朶にして透水管代わりとし、通過しています。
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豪雨がありそうな天気予報の場合は、その場所の少し下に簡易な横断溝を掘って災害対策としています。
作業終了後は速やかに谷を掘り広げ、元の谷川に戻すと共に、簡易的に谷川に置いた枝葉も取り除き、元の谷川に戻します。
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やはりなんと言っても怖いのは雨水。本格的な雨の季節は目前です。豪雨予報がありがたく、事前準備を万全にしなければなりません。