![間伐のお話 2](https://shinrinkankyoukikaku.com/wp-content/uploads/DSC_2289-480x270.jpg)
間伐には大きく別けて、定性(定量)間伐と列状間伐があります。
定性間伐とは、林の状態を見極めながら、より良く太陽光線が林地内に届くようにするもので、発育の良くない木や、曲がっている木を間伐し、良性な木を育てる。山林のためには、非常に良い間伐方法だと思います。
しかし、現場サイドで考えた場合、スギは比較的簡単に倒れてくれますが、ヒノキはそうは行きません。ヒノキの枝はとても強くしなやかなので、他の木と触れ合って、なかなか倒れてくれないのです。よって樹種によっては作業効率にとても差が出ます。
この間伐方法は、価値のほとんど無い幼齢林で行われることが多く、ほとんどの場合切捨て間伐となります。